こんにちは、読書家れのるです。
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もし出かけたなら、なぜそのお店を選んだのか考えてみて下さい!
さて、今回は『ドリルを売るなら穴を売れ』の書籍レビューをしていきたいと思います。
マーケティングの本に興味がある方は参考にしてみて下さい。
紹介する本のレベル
マーケティングの予備知識が0でも読める!
この本はマーケティング入門の内容なので、マーケティングってなんだ?みたいなレベルの人でも読み切れるようになっています。
それではさっそく見ていきましょう。

『ドリルを売るには穴を売れ』から得られるもの
いきなりですが、本書から得られるものは何だと思いますか?
本を読むときは目的意識を明確にした方が良いので、先に得られるものを見ていきましょう。
ちなみに答えは
マーケティング脳
マーケティング脳ってなんやねん!って思った方のために説明すると
マーケティング脳とは、マーケティング的な思考・発想ができることを指します。
これでもマーケティング的な思考・発想ってなんだ??ってなりますよね。
では最初の質問を思い出してみて下さい!
「最近外食しに出かけましたか?
もし出かけたなら、なぜそのお店を選んだのか考えてみて下さい!」
これでしたね!考えはまとまりましたか?
おそらく答えは
- おいしい
- 立地がいい
- 安い or 高級
- 作業しやすい
- お店がオシャレ
- パソコンを充電できる
- にぎやか or 落ち着いてる
上記の理由を考えた方が多かったのではないでしょうか
これらの理由は金銭面の問題があるかや仕事中なのか、はたまたデート中なのかで分かれます。
このようにお店を選ぶ基準はその時の状況によって変わってきます。
こんな感じで、マーケティングとはお客様がお店を選ぶときに起こるものということになります。
ですが、買い手の時は当たり前に考えることでも、売り手になったとたんに忘れてしまう方がほとんどです。
この根本からマーケティング的な思考を身に着けていくというのが、今回紹介する『ドリルを売るには穴を売れ』になります。
『ドリルを売るには穴を売れ』の内容
『ドリルを売るには穴を売れ』からは、マーケティング脳を鍛えられるとお話ししました。
本書では下記の4つのことを学びながら、マーケティング脳を鍛えていくことになります。
マーケティングを考える4つの視点
- ベネフィット
- セグメンテーションとターゲット
- 差別化
- 4P
少しマーケティングっぽくなってきましたね!

ザックリ説明すると次のようになります。
ベネフィット=あなたは何を売っているのか
セグメンテーションとターゲット=誰があなたの商品を買ってくれるのか
差別化=あなたの商品でなければならない理由をつくる
4P=どのようにして価値を提供するか
この誰もが頭の中で考えていることを考えるのがマーケティングということになります。
本書では簡単そうで実は難しいマーケティングを、専門用語をかみ砕きながら見ていきます。

このストーリーを見ていると、自分にもできそうなわくわく感があるんですよね。
読んでみた感想
読み終わって初めに感じたことは、純粋におもしろい!ということでした。
ただマーケティングの理論を説明するだけでなく、ストーリーと合わせて学べるのがポイント高かったです。

さらに読み終わったあとは、物事をマーケティング的な思考で見ることが出来るようになります。
本書をきっかけにさらにマーケティングに興味が湧くようになったので、もう少し深堀してみたいと思います。
興味があればぜひ1度は読んでほしい内容でした!
今回はここまで。